小さいからって言っても、その卒業生は海外で活躍しているバレリーナやダンサー達。
自分がヨガスタジオの運営に携わり、今一番心強いのはこの「母」の存在である。
昔はお母さんが、バレエスタジオの先生でもあり、家や教室所構わず反抗をした。
でも半強制的にさせられたバレエは、今の私にとっての原点となった。
小さい頃から嫌という程叩き込まれた、
「努力を惜しまない」と言うこと。
「協調性を大切にする」と言うこと。
「自分を信じ、諦めない」と言うこと。
この3つが出来たバレエの生徒は、本当に大きく飛躍し、
どこへ行っても活躍する子達へと変身している。
そして何よりも、必死にそれを教え続け、行っている母の存在は
本当に尊敬以外の何ものでもない。
私は子供でありながら、生徒でもあったせいで、
色々な葛藤や、奮闘も見てきた。
いつも全てが綺麗なわけではない。
ステージの上で、華やかな衣装を身に纏い、華麗に踊るバレリーナの足先は
血がにじみ、変形し、皮が何重にもなり硬くなっている。
精神だって強くないと、あんな世界はやっていけない。
でも、だからこそ、やり遂げたときのあの舞台の感覚は、日常では味わえない至福に満ちた瞬間となる。
バレエもヨガも、人生も、なんだってそう。
努力をし、達成感があるからこそ、
充実した日が送れるんだろう。
インド、アメリカ、日本、ヨーロッパ、アフリカ
どこへ行っても、地球上の法則と言う物は果てしなく同じなんじゃないのかなって。
だから、みんな平等で、不平等。
自分の価値観は自分だけが決めれるもの。
じゃあ、何を選ぼうか。
さあ、私も頑張ろう。