3泊4日の楽しい時間はあっという間に過ぎていき、旅の最終日が来てしまいました。勿論、最後の日も手抜きせず、しっかり遊んで帰ります。モントレーの有名所と言えば「Monterey Bay Aquarium」。そう、水族館!最後に水族館に行ったのはいつの頃でしょう•••。思い出す事も出来ません。
初めは水族館なんてこの歳で楽しめるのかなぁ〜。なんて思いながら行ってみると、不安な期待を嬉しいほど裏切ってくれ、この旅のハイライトとなるくらい楽しめました!
元々、イワシ漁が盛んだったこの街は、イワシ缶詰工場が立ち並んでいたそう。そして、この世界的にも注目を浴びる水族館は、そんなモントレーの歴史を大切にすべくイワシ缶詰工場の跡地に造られています。
平日に行ったので、比較的混んではいませんでした。時間もちょうどよく、ペンギンの餌付けを行っていて、ペンギンを見るや否や、遠足かなにかで来ていた子供達は大はしゃぎ。純粋な子達は素敵なエネルギーを発しています。そして、そんな子達に、ペンギンから可愛いサービスも。
仲良く戯れているペンギンちゃん。
そして、この水族館の中でもひと際目立つ、超巨大水槽。この中には、サメ、マグロ、亀、マンボウ、イワシなどが共存しています。
この水槽を見ながら、タイにあるKoh Taoと言う島の沖で、シュノーケリング中に溺れかけて死にそうになったのを思い出しました。そもそも泳ぎが苦手な私は、ライフジャケットも着用せずにボートを飛び降りたことが既にオバカだったのですが、どこまでも広く深く続く海の中を悠々と泳ぐ亀を発見し見とれていると、ボートが遠く離れていき置いてきぼりになってしまいました。仕方なく泳いでボートを目指していると、下でサメが泳いでいるのを見てしまい、パニックに。過呼吸になりかけ、透明度の高いターコイズブルーの海の中で、自分の死、大自然の中での人間の儚さなんかを実感した瞬間でした。
話がそれてしまいましたが、色々な海の生き物がこの地上で見れる事は素晴らしいと思います。勿論、動物愛護の観点から言えば自然に反しているのかもしれませんが、身近に海の生物を体感する事によって、私達の自然に対する思いやりや、意識が変わるきっかけともなり得ると思います。
この巨大水槽以外にオススメなのは、クラゲたち!こんなものがどうやって存在し始めたのかなんて想像に耽っていると、時間があっという間にすぎてしまいます。
この他にも七色に光るクラゲが!
たこがお昼ねをしているところをパシャリ。まるで人間みたい。海の生物は神秘的です。
2、3時間なんてあっという間。もう少し時間が欲しかったなーと後ろ髪を引かれながら、車に乗り込みます。
私は去年の10月から、バックパック1つでインド、アジアなどを一人旅してきました。この間、何度かロスや日本の実家にも立ち寄ってはいたものの、時間を共有出来る仲間がいる事の素晴らしさ、そしてその為には、この地球と言う空間を大切にしていく意識の重要性が、いかに必要かという事に気づかされました。
帰りはCA-5のルートで帰ってきたのですが、オイルを地下から汲み出している場面や、砂ボコリの為に、視界が悪くなっていたりするのを目の当たりにし、自分に出来る事は何だろうと考えました。
それは、献金をしたり、ストイックに自分の生活を180度変えるのではなく、歯磨きの水を流しっぱなしにしないとか、使わない電気は消すなど、当たり前だけども小さすぎて忘れがちになりやすいものに、少し目をやっていくことから始められるのではと思います。人間も含め、この地球に存在する生物が、もっと住みやすくなる環境を造るお手伝いが、私なりに出来たらいいなと思います。
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